桧垣に扇面散し文縫箔
62) 桧垣に扇面散し文縫箔 (日本の文様より)
江戸時代中期初めの頃と推考される能装束縫箔の一領です。生地は練緯の紅染。腰明けにして上下に文様を配した肩裾形式の構成になっています。文様の部分は他に桧垣の摺箔を置き、繍で大きな扇を散しています。扇面には摺箔または繍あるいなその両方で菊や牡丹、鉄線、流水に紅葉、花菱亀甲の文様がくわえられています。繍の技術をみつと中期も末のように思われますが、文様の大振りの点や生地の風合などからすると、少々、もどるものと考えられます。
* * *
緋色に扇面の図案、金の摺箔が効いています。
扇面の輪郭押さえはぜひ経験していただきたいです。
直線と曲線の緊張ある線で駒掛けをしていると
集中力が増して、経験を積むと楽しさに変わっていきます。
ぜひ一度、扇面の駒掛けにチャレンジしてみてください。
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