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2008年11月22日 (土)

片身替手鉄線唐草 扇面散文縫箔 

41)    片身替手鉄線唐草 扇面散文縫箔 (日本の文様より)

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片身替の縫箔ですが、この仕立は初めからのものではなく、ある時期に二種の裂を集めて、このようにまとめたものです。茶染の部分の生地は練緯で、大きく薄の葉が摺箔で置かれ、それに扇面が繍で散されています。もとの地色はもっと赤味のがかったもので、蘇峰の上掛をしたもののように考えられます。黒地の方はやはり練緯で刺繍をしたものですが、桃山期とみられる茶地の方とくらべると、若干時代が下がるように考えられます。

* * *

大胆な片身替です。

鉄線唐草の表現がとても面白く品があります。

二つの着物を良いとこ取りするのもアイデアですね。

写真では、よく見えないかもしれませんが、扇面の着物地はパッチワークのように共布をついであります。

昔の人のものを大切にする心を垣間見たような気がします。

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